スチームファーストの使い方⑥(重曹は最強)

[スチームファースト使い方]

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前回は、スチームクリーナーの酷い汚れ専用洗剤を説明いたしました。

※参考:スチームファーストの使い方⑤(専用洗剤)

しかし、専用洗剤を買うまでもなく、重曹クエン酸で十分と言いました。とくに、重曹があれば大抵の汚れは落ちます。

今回は、重曹とスチームファーストの最強の組み合わせについて、お話しを致しまます。

お勧めの重曹

先ずは、重曹のお話しを致します。

重曹には大きく3種類あります。

  • 薬用の重曹
  • 食用の重曹
  • 工業用の重曹

値段の高い順に並べています。

薬用は高いです。そして、なんとなく取扱いに気をつかいます。

せっかく、スチームファーストが水だけで汚れを落としてくれて、とっても健康的なのに、薬用となると、どうなんだろうと思ってしまします。

なので、お勧めは食用です。

食用重曹

 

食用なので口に入っても大丈夫です。料理にも使えます。

掃除用で売っているのは、多くは工業用です。しかし、私は食用がお勧めです。

掃除用重曹

重曹の威力

重曹には、大きく5つの性質があります。

  1. アルカリ性である
  2. 粒子状である
  3. 膨張作用がある
  4. 消臭作用がある
  5. 吸湿作用がある

重曹はアルカリ性なので、酸性の汚れを落とします。多くの油汚れが酸性です。そして、お湯で溶かすとアルカリ度が増します。

粒子状なので、酸性の汚れでなくともクレンザー代わりシツコイ汚れを落とすことが出来ます。

膨張作用も優れものです。酸性やお湯に触れると重曹は膨張します。この作用を利用して、手の届かない排水溝や、落ちにくい鍋の焦げを落とすことができます。

消臭作用は匂いも取ってくれるということです。吸湿作用は湿気をとるので、げた箱などと一緒に置いておくと良いですね。

スチームファーストとの最強のタッグ

重曹の威力は、お湯、特に熱湯で威力が増します

例えば、排水溝掃除に重曹を使う場合、重曹を排水溝にたっぷり入れて、その上から熱湯を注ぐと威力が凄いです。排水溝のつまりも解消します。

ここで、質問です。

スチームファーストをはじめとしてスチームクリーナーからは何が出るのでしょうか?

 

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スチーム(高温の蒸気)です。

つまり、重曹とスチームファーストの組み合わせは最強なのです。先ほど話しましたが、重曹のアルカリ度はお湯で溶かすとUPします。つまり、油汚れが落ちやすくなります。

 

重曹×スチーム

 

この組み合わせは最強です。

なので、重曹スプレーを作るときは、ぬるま湯で作りましょう。利用するときは、重曹スプレーを汚れに吹きかけて使うのも良いでしょう。酷い汚れは、粉状の重曹を使うと良いでしょう。

 

重曹用ボトル

そして、重曹とファーストスチームを一緒に使うことで汚れは落ちやすくなります。

重曹ペースト

重曹は粉です。重曹スプレーは液体です。

掃除の場面などでは使いにくい時もあります。汚れている個所が傾いている場合には掃除し難いですね。そのときは、重曹ペーストを作って、それを汚れている個所に塗ります。

重曹ペーストの作り方は簡単です。

重曹に水を少しずつ加えて練っていくとペースト状になります。

注意点

重曹を使う場合に、気を付けておくべき素材があります。

  • アルミ

などです。

使って失敗した人も多いでしょう。変なシミができます。アルミは黒くなり、木や畳は黄色くなります。

フローリングによっては大丈夫な場合もあるかもしれません。表面加工の仕方によって、大丈夫なケースがあります。どうしてもという場合には目立たないところで試してみましょう。

スチームファーストだけで床掃除は十分なので、たぶん重曹は使うことはないと思います。

最後に

今回は、スチームファーストと重曹の最強の組み合わせについてお話し致しました。

重曹は掃除に重宝します。できれば食用をお勧めします。人体にとって優しいですから。

そして、重曹の威力を最大限に発揮するのが熱湯です。

スチームファーストは、まさに熱い蒸気(スチーム)を出して掃除する器具です。ファーストスチームと重曹が最強のタッグです。そして、スチームファーストには、掃除に便利なアタッチメントが豊富に付属しています。

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スチームファースト以外であれば、同じボイラー方式のケルヒャー製のスチームクリーナーでも同様の効果を得られると思います。

スチームファーストで汚れが落ちにくい時に、重曹は使いましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

スチームファーストの使い方

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