エコ大掃除のやり方(1)エコなシッカリ掃除の3つの基本
[エコ大掃除のやり方]
ナチュラル洗剤とスチームクリーナーでエコ掃除が出来ます。スチームクリーナーは水しか使いません。高温のスチームで汚れを落とします。
ナチュラル洗剤は、自然界にある重曹やクエン酸などのことです。環境にも人体にも優しいのが特徴です。
エコ掃除だけでは大掃除はできないのではないか?という疑問も多いと多います。実は、エコ掃除だけで十分にシッカリ掃除できます。
今回は、エコなシッカリ掃除の3つの基本についてお話しいたします。
ナチュラル洗剤とは?
エコ掃除では、環境にも人体にも優しいナチュラル洗剤で掃除をします。
ナチュラル洗剤の代表は重曹です。重曹は料理にも使いますね。合成洗剤とは比べられないぐらい安心です。
重曹はアルカリ性のため、酸性の汚れに強いのが特徴です。酸性の汚れの代表は油・脂汚れです。掃除の対象になっている汚れの多くは油・脂汚れです。
重曹よりもアルカリ性が強いのが、セスキ炭酸ソーダ、さらに強いのが過炭酸ナトリウム(酸性漂白剤)です。セスキ炭酸ソーダは非常に水に溶けやすいためスプレーが作りやすいです。
一方、アルカリ性の汚れに対しては酸性のクエン酸です。アルカリ性の汚れの代表は水垢などです。蛇口などにこびり付いている白いやつです。
スチームクリーナーとは?
スチームクリーナーもエコ掃除道具の代表です。
スチームクリーナーは水を沸騰させて高温のスチームで掃除をします。もちろん高温の水に弱いモノは掃除できません。
意外と、スチーム(高温の蒸気)だけで汚れが落ちます。何年もかけて溜まった汚れはさすがにスチームクリーナーだけでは落ちませんが、スチームの力で汚れを浮かすことが出来ます。
つまり、ナチュラル洗剤と組み合わせると非常に良いと言うことです。さらに重曹などのアルカリ性のナチュラル洗剤は熱湯と相性が良く、洗浄効果が高まります。
エコなシッカリ掃除の3つの基本
簡単な汚れであれば、セスキ炭酸ソーダやクエン酸スプレーや、重曹粉による研磨作用、スチームクリーナのスチームだけで汚れは落ちます。
しかし、溜まった汚れなどに対しては、そう簡単にはいきません。とくに大掃除などは、溜まった汚れだらけです。
エコ掃除でシッカリ掃除をしたい場合には、次の3つの掃除を方法を組み合わせると良いでしょう。
- 磨く
- パックする
- 浸けおき
ナチュラル洗剤+歯ブラシなどで磨くと結構汚れがおちます。落ちにくい汚れは、ナチュラル洗剤を湿らせたキッチンペーパーやペーストを汚れに張り付けてパックします。ラップやビニールで乾燥しない様にします。
できれば、落ちにくい汚れは浸けおきすると良いでしょう。ナチュラル洗剤水に数時間浸けておくと汚れが浮き上がったり、そのまま汚れが落ちたりします。
要するに、汚れの性質に対応すると言うこと
エコ掃除の基本は、汚れに性質に応じた掃除をするということです。
その汚れは酸性(油汚れなど)なのか?、アルカリ性(水垢など)なのか?、歯ブラシ磨きが良いのか?、浸けおきが良いのか?
汚れに応じてナチュラル洗剤とスチームクリーナーを上手に使うことで汚れが落ちます。
そして、合成洗剤を使い慣れている方に多いのが、ナチュラル洗剤が泡立たないと言うことへの違和感です。合成洗剤のように泡立つことはありません。
まとめ
今回は、エコなシッカリ掃除の3つの基本についてお話しいたしました。
主なナチュラル洗剤は重曹、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウム、クエン酸などです。エコ掃除機具としてスチームクリーナーがあります。
大掃除などでシッカリ掃除をする場合にも、エコ掃除で十分にキレイにできます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。