ケルヒャー スチームクリーナー SC2.500C レビュー

[SC2.500C, ケルヒャースチームクリーナー]

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ケルヒャーをご存知ですか?

ドイツ企業です。スチームクリーナのメーカー企業です。色々なスチームクリーナー商品を作っています。

ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cという商品があります。今現在、日本で発売されている家庭用のスチームクリーナーの中で最も優れているスチームクリーナーだと思います。白色のSC4.100Cというのもあります。SC4.100Cは、SC2.500Cとほぼ同じ機能を備えています。

では、なぜケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cが上位にランキングしていないのでしょうか?

参考:スチームクリーナー ランキング(詳細説明)

今回は、私が最高の家庭用スチームクリーナーだと思っているケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cについて説明いたします。

SC2.500Cとは?

ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cは、SC1040などと同じキャニスタータイプ&ボイラー方式のスチームクリーナーです。

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見た目はSC1040などとほとんど変わりません。大きさもほとんど同じです。

SC1040などに比べ次のような機能があります。

  • ヒートアップ時間が約4分
  • リフィールタンクにより連続使用時間が約2時間

凄いです。

ヒートアップ時間

別の記事で、スチームクリーナーには、スチームの発生方式によって3種類あることを説明しました。

  • ボイラー方式
  • パネル方式
  • 加圧噴射方式

参考記事:スチームクリーナーの種類

パネル方式の場合、すぐに使えますがスチームの温度が比較的低温なため汚れが落ちにくいです。一方、ボイラー方式は、スチームの温度が比較的高温なため汚れが落ちやすいです。しかし、ボイラー方式は、すぐに使えません。10程度待ちます。加圧噴射方式は、ボイラー方式と紛らわしいですが、ボイラー方式ほど内部の水蒸気の圧力が高くないです。

ケルヒャーやファーストスチームのキャニスタータイプは、ボイラー方式を採用しています。すぐ使えることよりも、よく汚れを落とせることに重点を置いています。

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ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cも、当然ながらボイラー方式です。もちろん、すぐには使えません。しかし、10分も待たないです。4分待てば済む。つまり、ヒートアップ時間が4分で良いそうです。

リフィールタンク

リフィールタンクとは、本体から取り外し可能な給水タンクのことです。

 

このリフィールタンクのお蔭で、約2時間の連即使用時間を実現しています。凄いです。連続使用時間の長いファーストスチームでも45分でした。

デメリット

ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cは、機能的にSC1400などよりも優れています。しかし、お値段がちょっと高いです。SC1400やファーストスチームのSF-275の約2倍近くします。

ケルヒャースチームクリーナーSC2.500C1台で、SC1400とファーストスチームSF-275を2台とも買えてしまいます。そこが最大のデメリットです。

つまり、

  • ヒートアップ時間が約4分
  • リフィールタンクにより連続使用時間が約2時間

が、2倍のお値段と釣り合うだけの機能かどうか、ということです。

海外ではSC2.550やSC2.600、SC2.800などが販売されているので、ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cはそこまで高くはないです。2万円代で購入できます。つまり、SC1400やファーストスチームのSF-275にプラス5000円すれば購入できることになります。その程度であれば、妥当な気がします。

ケルヒャー スチームクリーナー SC5.800C

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しかし、海外製品の仕様をよく読んでみると、日本で発売されている製品の仕様と少し違います。例えば、ドイツで売られているSC2.500のヒートアップ時間は6分となっています。なので、ドイツで購入し日本で使用した場合に、ヒートアップ時間が4分になるかどうかは微妙です。国によって電源電圧などが異なるので、そのことが微妙に影響している可能性もあります。

ケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cはそのうち安くなるでしょう。しばらくはSC1400やファーストスチームSF-275で十分だと思います。

 

スチームファースト スチームクリーナー SF-275

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そして、SC1400よりもファーストスチームSF-275の方が、アタッチメントの豊富さと連続使用時間の面で良いでしょう。

最後に

今回は、私が最高の家庭用スチームクリーナーだと思っているケルヒャースチームクリーナーSC2.500Cについて説明いたしました。

日本で購入できるスチームクリーナーの中で最も優れていると思います。ボイラー方式なのにヒートアップ時間が約4分です。リフィールタンクにより連続使用時間が2時間です。普及品のSC1400やファーストスチームのSF-275に比べ、圧倒的に優れています。しかし、価格が2倍です。

2倍の価格に見合うだけの機能か?と言われると疑問です。海外版ではSC2.500Cの上位版もあるようです。そして、海外ではSC2.500Cは2万円代と購入しやすいです。私の予想では2,3年経つと安くなると思います。それまでは、SC1400やファーストスチームのSF-275で十分でしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ケルヒャーとの比較

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