エコ大掃除のやり方(7)トイレ・便器篇
[エコ大掃除のやり方]
トイレは定期的に掃除をする箇所と思います。
しかし、意外と目に見えない箇所が汚れていることも多いです。
今回は、トイレ・便器篇についてお話しいたします。
便器の汚れ
便器の汚れも、アルカリの汚れと酸性の汚れが混在しています。
トイレの臭いの基となるアンモニアや尿石はアルカリ性。黒ずみや手垢などは酸性の汚れです。
つまり、便器の汚れを徹底的に掃除するには、汚れの性質(アルカリ性か酸性か)を見極めて掃除をします。
ふたと便座
便器のふたと便座は、主に手垢などの脂汚れです。
つまり、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダ水のスプレーで十分にキレイになります。
セスキ炭酸ソーダ水でスプレーして拭き取り、仕上げにクエン酸水のスプレーをして中和させましょう。
クエン酸で、消臭・抗菌できるので一石二鳥です。
便器内部の基本はセスキ炭酸ソーダ
まずは、便器の中の汚れに対し、セスキ炭酸ソーダ水でスプレーしましょう。基本的な汚れは落ちます。
スプレー後に、しばらく(数分)してから水で流すだけでOKです。
非常に簡単ですので、毎日しても良いと思います。
便器内部の黒かびなどのしつこい汚れに重曹
汚れの中には、セスキ炭酸ソーダ水のスプレーだけでは落ちない汚れもあります。
そのような汚れの代表が黒ずみやカビです。
重曹粉を使いましょう。汚れの箇所に重曹粉をたっぷりふりかけ、そしてトイレ用ブラシで磨きます。
便器内部の黄ばんだ部分にはクエン酸
便器の黄ばんだ箇所はアンモニアなどです。臭いの元は尿石です。これらはアルカリ性のためクエン酸が効きます。
汚れが固まって落ちにくい場合は、クエン酸パックをします。汚れが固まっていない場合は、クエン酸水のスプレーで十分でしょう。
クエン酸パックは、トイレットペーパーを汚れた箇所において、その上からクエン酸水をたっぷりスプレーします。
数時間ほどしたら汚れが落ちやすくなるので、そのまま掃除します。
まとめ
今回は、トイレ・便器篇についてお話しいたしました。
トイレの便器は、トイレの中で最も汚れる箇所です。日常的に掃除をしている方も多いでしょう。
しかし、なぜか汚れが溜まり落ちにくくなる場合もあります。重曹粉やクエン酸パックなどで対処しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。